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天竜川に咲く花
天竜川に咲く花の環境
天龍川と東名高速道路が交差する左岸の上下流に咲く花を2003年から撮り始めました。
河口から凡そ10km付近で、花の咲くエリアは高水敷及び堤体の法面です。
天竜川の標準断面は、低水敷・中水敷・高水敷・堤防となっています。
堤防は、定期的に草刈りが年4回程度実施されますが、
植物の保護を目的にするものではなく、堤体をモグラが
穴をあけてしまって、堤防の決壊要因とならないように
監視管理が目的であるそうです。
しかし、植物達にとっては定期的環境のかく乱をもた
らすことによって、小さな花や成長の遅いものにとって
生存可能な環境がもたらされ、外来種や園芸種との生存
競争もなんとか生き延びている在来種が多く残されてい
ます。
また、洪水や増水時に山から山野草の種が運ばれて、
堤体に花を咲かせたりします。

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